PG Queen America☆★☆




徒然なるままの50代女性がすなる日記といふもの。

故郷は遠きにありて思うもの

「Pacific Grove」by Thomas Kinkade


Lover's Pointというビーチです。
10年間暮らした我が故郷、正確には息子たちの故郷!
まさにこのビーチの目の前に住んでおりました。
ああ、懐かしい。


イカ釣り漁船の明かりが美しかったり、テラスから鯨が見えたり、ラッコが寝ていたり、七面鳥の家族の道路横断のために渋滞したり、船の汽笛やカモメやアザラシがうるさくて早朝起こされたり、鹿が庭の花を全部食べちゃったり、コヨーテかマウンテンライオンに襲われた恐ろしい残骸(骨と内臓丸出し)となった鹿が玄関前に倒れていたり、カモメ同士の死闘がウチのテラスで行われていたり、カモメvsカラスで惨敗したカラスの死骸が落ちてきたり、アライグマに食べられたポッサムの内蔵だけになった死骸でドライブウェイが血だらけになったり・・・・・。


いろいろな思い出がつまった場所です。
何度アニマルコントロールを呼んだことか。


実はまだ住んでいた家は所有したままで、ずっと貸家にしておりました。
しかし、もう今後戻ることもなさそうだ、ということでそろそろ売りに出そうとなりました。
ロケーションも最高だし、家自体もとても気に入っていたので、とてもとても残念。
息子たちも育った家が売られてしまうことに大反対。
そりゃそうよね。
あんなに楽しかった子供時代。
何かといえばビーチパーティー、ビーチパーティー!
ハイキング、プールパーティー、そしてまた結局ビーチパーティー!
の生活だったものね。
家の中が砂だらけになったものです。
玄関入ったらすぐにバスルーム、という造りもうなずけます。


諸行無常がまたここに。
Show must go on. Life must go on.


パパに頑張ってもらって、また素敵なおウチを買ってもらいましょう!
家だけにイエーイ!
なんつって。失礼。