PG Queen America☆★☆




徒然なるままの50代女性がすなる日記といふもの。

ガンバレ製薬会社!

湖に浮かぶ小型灯台。
昔はこういうのがたくさんあったらしいですが、今ではあまり残っていないそうです。


エーザイ株がストップ高だとか。
私は大昔に欧州系の製薬会社で働いておりましたので、日本の製薬会社様とのお付き合いもありました。
特に塩野義様の接待費でよく御馳走になったことは良き思い出です。バブル期のお話。


このパンデミックで、製薬会社の価値に人々が気づいてくれて嬉しいです。
アメリカの製薬会社はちょっと金の亡者的で病院やら医療保険との怪しげな謎の関係がちらつきますが、日本の製薬会社は真面目な印象です。
国の支援なども少ない中、研究も地味に頑張っている製薬会社、がんばれ!!


そんな昔を振り返っていると、製薬会社ならではのエピソードを思い出しました。
かかってきた電話をたまたま私が取りました。
「○○県の○○病院です。××という薬剤を飲んで自殺を図った患者が運ばれてきましたのですが、詳しい成分と中和できる薬剤などを教えて欲しいのですが。」
薬剤の製造元は日本の会社でしたが、調べに調べて原材料の化学物質を作っていたこの会社にたどり着いたそうでした。
患者は瀕死で、色々調べる時間もなく、早くこの薬の情報を教えてくれ!とパニクっておりました。
会議中の開発担当者を呼び出して、本社にも電話して、一日中それにかかり切りでてんやわんやになりましたけれど、無事に患者様の命は救われたそうです。
自殺したかった患者の心が救われたのかは謎ですが。


ちなみに本社の大ボスは「バカ~ンス中で不在で~す。」とのことでした。
流石のヨーロピアン。