PG Queen America☆★☆




徒然なるままの50代女性がすなる日記といふもの。

女性も闘うのだ!

相も変わらず寒い景色。
今週もず~っとマイナス気温が続くそうです。
シカゴのCovid減少は、この寒さで人が出歩かないからなのではないのですか~?
ワクチン接種も着実に進んでおりますし、なんとなく落ち着きが戻って来たような兆しがあります。


女性差別発言で燃え上がったようですが、今に始まったことじゃありませんよね。
この間辞めた仕事だって男性の会議が無駄に長くてバカバカしかったしさ。


日本は学生までは本当に平等で素晴らしいですが、私はそれを信じて頑張ってきたので、社会に出てからの衝撃に耐えられませんでしたよ。
はっきりと口に出した上司もいました。
「いくら君たち(女性)が優秀でも、能力が劣っていても男性社員のほうを優遇しなければならない。」と。
そのルールで行くのなら、私もそれでプレイさせていただきましょう!と、男性差別ということで、さんざんおごってもらったり、男性を犠牲にして楽をしたり、レディファーストといって美味しいめにあわせていただきましたが、「欲しいのはソレじゃない!」とすぐに気づいて外国に飛び出しました。
外国ではもちろんもっともっと厳しい目にあいましたが、今でもあっておりますが、それでもなぜか良かったなぁと感じているのです。
アメリカでも人種差別の上に女性差別の感覚を感じることは多々ありますよ。
女性を上に立たせたくない男性もいるし、上に昇った人の脚を引っ張りたい男性も女性もいます。
たぶん人間というものは、そういう感情がもともと備わっているのでしょう。
同性同士でもいくらでもありますよね。
でも、闘うことが許されているのが全然ちがうのですね。
闘っている人を応援してくれる土壌もある。
ヨーロッパに比べて文化的に遅れているといわれているアメリカも、被差別側の闘いの上にここまできております。
BLMなど、黒人やヒスパニックが「差別!」と騒ぐときに、「過敏すぎるんじゃないの。」なんて思ったこともあります。恥ずかしながらつい最近まで思っておりましたよ。
でも、された側じゃないとこの辛さ、悔しさはわからないのですね。
優位に立っている方は、その立場を失いたくないでしょうし。
だから、日本女性にはどんどん闘って欲しいのですよ。
それを「失笑」とかいって下にみたようなことを言って尊厳を保とうとする人や、「私はそんなヒステリックなまねはしません」とか迎合する人に邪魔をされてはいけません。
闘って勝ち取ることは、勇敢で美しいことですよ。


同じ男尊女卑だった中国って、どうやってあんなに女性の社会進出が進んだのかな。
東南アジアなども女性の方が活躍しているし、でも欧米のように権利を求めて戦った感じも見せていないし。
男性の懐の深さなのか、女性が優秀だからなのか。
私個人としては、「ほら、やっぱり女性の方が有能だからじゃん!」と言いたいです。
うちの長男などは、大学院で勉強中ですが、既に「女性の方が圧倒的に優秀だ!」と白旗を上げております。良き事、良き事。