PG Queen America☆★☆




徒然なるままの50代女性がすなる日記といふもの。

平和的デモ集会

むか~し昔、ロンドンのハロッズで食したクロテッドクリームが恋しくて探し求めておりましたが、アメリカにもなかなかフレッシュなものは売っておりません。
そして世紀の大発見。
マスカルポーネを代わりに塗ってみたら、うま~い!!!
みなさん、とっくに知っていたでしょうかね。


土曜日はまたまたデモの集会が近所のビーチで行われるということで、今回はバッチリ準備万端のダウンタウン。
うちのビルディングも一日中ロックダウンを決めて、なるべく外出するなというお達しがきました。
ガラス張りの建物が多いので、ビルの一階部分はどこも板を打ち付けて破壊防止策をとっております。
どこの店も閉まっちゃってて冷蔵庫空っぽピ~ンチ!


そういう緊張状態の中、危機管理能力ゼロの我が夫は車のSmog Testに出かけました。
信じられません。
しかも、集会は2時からというお知らせがあったので「朝行ってくる」と言っていたのになかなか出かけず、お昼近くに出て行きました。
もちろん「来週にしたら」と止めましたが、「忙しいから行けるときに行く!」と言ってききません。
しかも、帰りにオーバーヒートの灯りが点滅したため、すぐ近くにあったガレージに寄るとの連絡が。さらに、その隣にフライドチキン屋のポパイがあるので何か買って帰りま~す、などと能天気なことを言っておりました。


はい、案の定、どこもかしこもダウンタウンへの道はブロックされていて、帰って来られなくなりました。
イラつきながら何回も電話をかけてきます。
チキンは冷め、コーラの氷は全て溶け、郊外のお店の門番の人に抜け道をやっとのことで聞いて、遠回りで帰って来たのは5時間後でございました。
腹の中では「このバカ男!自業自得じゃ!」と毒づいておりましたが、無事に帰れただけでよしとしましょう。


こんなに準備したのに、今回はとても平和的デモで何事も起こらず。
!ほとんどのプロテスターたちは、純粋に人種差別に心を痛めるちゃんとした人々なのです。
しかも、振り返ってみると、今回はコロナのストレスもあって大規模になりましたが、定期的に繰り返されるお約束行事のような人種差別問題→デモ→破壊行為の図式。
また喉元過ぎたらすっかり忘れて元にもどるアメリカ社会であると見た。
それにしても、トランプはウザすぎ。
さすがに警察側からも「建設的なことが言えないなら黙ってろ!」って言われておりました。その通り!