バラエティ番組ばかり見て笑って暮らしたいのに。
イヤでも飛び込んでくる銃乱射事件のニュース。

数日前も私の大好きなCAのギルロイ、ガーリックフェスティバルで起きた無差別銃撃。
ファミリー的な大きなお祭りなので、子供も犠牲になってしまいました。
シカゴでも、銃規制を求める運動中の母娘が銃撃されて亡くなっています。
そして、テキサスとオハイオの乱射。

小さな銃撃事件など、毎日どこかで起きているにちがいありません。
SFの対岸、治安の悪いオークランドで乗ったUberの運転手さんが「ここら辺では毎日７人くらい撃たれて死んでるよ。」と言っておりました。
真偽はともかく、危険極まりない状況の中で生活している人々もたくさんいることは確かです。

民主党はトランプ大統領のヘイト発言や態度がこういうテロ行為を助長している、と糾弾。
共和党内でもその声は小さくないようです。

ザ・マテリアルワールドなアメリカですから、銃規制ができない理由の一つに経済＝儲かる仕組みがある＝そのうま味を貪っている集団が金＆権力を握っている、というのがあるのでしょうかね。

マリファナ合法化もそうでしょう。
やはりマリファナはすっごく儲かるのでしょうね。
非合法にしておくと、裏で流通させている者にどんどんお金が流れちゃうし、だったら合法にして州の行政側が儲けた方が良いということでしょうか。
そして弱き者は社会の仕組みもわからずに搾取される側となって置いて行かれるのでしょう。
サンフランシスコダウンタウン、特にCivic Center辺りを歩けば、現状が見て取れます。
圧倒的なブルーステイトのカリフォルニア、その中でも超ヒッピーなサンフランシスコを見ると、民主党の考えも行き過ぎるとどうなのかなあ、と考えさせられます。

歴史を振り返っても「ほどほど」ということができないアングロサクソン系には東洋の「中庸の美」など理解できないものなのかもしれません。