PG Queen America☆★☆




徒然なるままの50代女性がすなる日記といふもの。

Mommy's boy

家族新年会で義母を連れ出してお食事。


週イチで義母に電話している夫ですが、義母の妄想がかったストーリーをすぐ真に受けております。
実の母の言う事だし、信じちゃうのも仕方ありません。


何しろ遠く離れていて心配だったので、やっと施設に入ってくれて少し安心できる。
更には義母にも満足して幸せに過ごして欲しい。
と思っていたのですが、電話では「毎日のスケジュールに追われて忙しすぎ、自分の時間が持てなくてがんじがらめの生活。本当は自分の和歌集を編集したいのに、その時間もない。」とか不満を聞かされて、すぐに問題解決を図ろうとする夫。
私からすれば「はいはい、また言っておりますね。そのスケジュールのどこが忙しいんかい!」くらいのものですが、夫は心配で早速担当者とのミーティングを設定しておりました。
「虐待とかされてたら困るからね!」だって。
ナイナイ。何のためのバカ高い入居費と家賃なのよ!
けど過信は禁物。


夫は義母にも「ちゃんと担当者にも意見や希望を言える場を作ったからみんなで話し合おう!」なんて、親孝行気分で伝えておりました。
義母の反応は、「何言っているの。私関係ありません。そんな場はいりません。」だって。
ほらね~。ただ言っただけなんだってば。


仕方ないから義母抜きで担当者様とお話しすることになって、(義姉が参加を説得してたのにゴネまくってお風呂に逃げた義母)、義母のスケジュールを確認すると、3度の食事と午前中に体操、3時のお茶、月イチくらいでヘアカット、健康チェック。全て自由参加だしその他のアクティビティも当然自由参加です。
「お部屋を覗くと、たいていぼうっとしていて、TVはつけっぱなしているけれど見てはおらず、認知症が進んでしまうのも危険なのでお声がけさせていただいております。」とおっしゃっていました。
有難いことです。
いろいろ妄想して、ヘンなことも言うようになるかもしれないけれど、「ふぅ~ん、へぇ~、そうなの~。」と流すのがコツだそうです。


少しは夫の気持ちも落ち着いたようです。
義母より夫の方が対応が大変だったりして。
まあ、母を思う息子の気持ち、わかってあげることにしましょう。