PG Queen America☆★☆




徒然なるままの50代女性がすなる日記といふもの。

一生ものなど無し


今日も秋晴れ、気持ちの良いシカゴです。
久々にショッピングにでも行ってみようかな~。
3月以来全くそういう類のお出かけはしていないということに気づきました。


理由は明白ですね。
他人に会ったり出かけたりしなくなったからファッションも気にしなくなってしまった。
毎日楽な同じようなものを着ていても「ま、いいか」でいられる。
クローゼット爆発が常態のかつてが嘘のようです。
いかに人目を気にしていたかが窺われます。


当然ですが、仕事に出ていた時は人目を気にする以前に自分の目というか、早い話が自分の服にすぐに飽きてしまって何か違うものが着たくなってしまっておりました。
俗にいう「クローゼットパンパンなのに着るものがない!」という状態でした。
姉が昔、断言しておりました。


「一生モノなんていうモノは無い!」


含蓄深い。
本当にその通りで、どんな高級ブランドの服も靴もバッグも、ボロくなるうんと前に既に飽きてしまうというのが現実。
っていうか、早くボロくなればいいのに。そしたら未練なく捨てられるのに。
ヘタにクオリティ高いものを買うと、逆にいつまでも頑丈で困りますね。
ずっと使えるのって、エルメスのケリー?それでも飽きますからね。
IKKOさんだって、あんなにいくつもエルメス持ってたっていまだに色々購入しているではございませんか。


やはり何物も一生モノではない!


引っ越し人生が良いのは、新しい土地に行くと今までの持ち物が新たによみがえるというところでしょうか。
荷物整理で発見したり、新たな人との出会いで「またアレ着てるのね」などと思われる恐れを抱かずに昔の服が着られる。
恐ろしいのは女の目線ってことでしょうかね。


アメリカ人が羨ましい。
いつもトレーニングウェア的なものを着ていればいいんでしょ。
特にスポーツウェアが制服なカリフォルニア。
そしてすっぴんでさ。
それに耐えられる、体形と肌と骨格が羨ましい。
耐えられると信じられるメンタルもね。


貧相なアジア人は今日も諸々の難点をカバーするため、メイク用品と服を物色しに行って参りますわ。