大都会に暮らす人々の歩調は速いといいます。
シカゴはN.Y.、L.A.に次いでアメリカ第３の大都市。

でも、歩くのおっそ～！
なんで皆さまこんなに歩くのがヘタクソなの？？
東京人などはあの混雑の中、サッサと人波を避けつつ、猛スピードで泳ぎ切りますね。
ドリブルで何人も抜いてゴールまで持ち込む往年のマラドーナのようにね！

NYも速いですね。
全然追いつけない上に信号無視がお約束。
靴もスニーカー率高くて、ルール違反が多く、足の長さハンデを考えても、東京の勝ち！（何の勝負でしょうか）
だって、TOKYOレディースはパンプスで靴擦れもなんのその。
ジェンツも革靴に、くそ暑い中スーツであのスピードを叩き出せるなんて、当然優勝でしょう。

SFもとっても速かった。
車社会のカリフォルニアには珍しく、SFは歩ける都市。
交通ルールはよく守られており（すぐ捕まるからね）、信号無視などはありませんが、やはり足が長くて歩幅が有利、スニーカー多し。
ってことで、東京の勝ち。

L.A.は大都市ですが、全然歩きませんので比べられません。
歩けないくらい広いってことね。

なのに、このシカゴときたら！
大都市の名が泣くわよ。
歩道も広くて歩きやすい都市計画なのに、体格もアメリカンで（察して）、足も長くて強くて、「轢かれるぞオラっ！」ってくらい信号など無きがごとしだし、スニーカーもファッションにかかわらず履いているくせに～！

東京やSFで、歩く速度の低下を実感していたこのわたくしでさえ、マラドーナ、いやメッシかロナウドかってくらいごぼう抜き状態ですわよ。
今は観光シーズンで、観光客がのんびりと歩いているせいもありますが、引っ越してきてすぐに気づいたのが、この歩く遅さ。

あと、人の避け方もヘタッピで、お互い同じ方向に避ける。
２，３回繰り返して気まずく「Sorry」なんて笑って、全然イラついてなさそう。

これがミッドウェストのおおらかさならば、どうかこのまま変わらないで！
大都市なのに、おっとり。
実はシカゴの良いところでした。