PG Queen America☆★☆




徒然なるままの50代女性がすなる日記といふもの。

ダレ最終日


昨日も注意力散漫は続き、もうすっぱり諦めて休日に認定!
暇人二人(夫&次男)とともに風光明媚な280号を通ってパンケーキ屋へ!
シアトル時代によく通った 日本にも進出しているお店です。


それにしても、アメリカは朝ごはんだけはずば抜けて優秀ですね!
朝5時くらいから開いているところもザラですし、どんな田舎にも朝ごはん屋だけはいくつもあるし。メニューも豊富!


SFからサンノゼ方面に南下するのには、高速道路の101号か208号を利用しますが、環境景色が雲泥の差!


というわけで、280号でOriginal Pancake House Los Altos 店へGo!
はいはい、出ましたCA名物。またもや遭遇
山火事!



向かいの山から煙がでているのが御覧いただけますでしょうか。
飛行機3機とヘリ1機で消火活動していました。


パンケーキはいつも通り おいしゅうございました。
大好物エッグズベネディクト的なものはやめて、シンプルにカナディアンベーコンと目玉焼き。
何を頼んでもパンケーキかフレンチトーストがついてきます。


満腹おなかを抱えて ついでにPalo AltoにあるIkeaへ!
こちらでは「イケア」ではなく、「アイケア」と発音します。
また、ちまちま余計なものを買って 反断舎離的な動きをしてしまいました。


つい先日ターゲットでコースター買ったばかりなのに。。。

↑これのもっと薄い青とセージと白をターゲットでゲットだYO!
図らずも韻を踏んでいたので、ラップ風に。


なのになのに!

この、実はキャンドルディッシュな皿をコースター代わりにすべくゲットだYO!


只今快適に使用しております★


今日はヨーロピアンフェイシャルなるものを受けにすぐお隣のBurlingameへ行って参ります。(今日も完璧休日扱い!)

ダレてます。


昨日は集中力欠如もはなはだしく、気が散りまくっておりました。
考えうる理由は色々です。


・夫が明後日の出発を控えてずーっと家にいる
・次男が来週の大学開始を控えてやることもなくずーっと家にいる
・仕事の幅が広がって一つに集中できない
・家の人口が多いのと、気もそぞろなのと、物理的に忙しくて家事がたまっていく
・家が散らかっていく
・暇そうな人たちは退屈して私にかまって欲しがるが、家事はやらない
・人数が多い分だけ世話する量も増える


夫が私の仕事部屋に来て言います。
「ママ、今日は忙しいの? ドライブでも行く?」


次男が来て言います。
「やることない~。どこか行こう~。お昼どうするの~?夜ご飯何~?」


来週の週末は次男の大学DormにMove inなので(ルー大柴風)車で送ります。
長男の運転で2泊の予定。
なので、仕事の調整が不可欠。
相手があることなので、メールのやり取りも時間をとられます。


リモートで働かせていただいているシアトルの学校も新学年が始まってバタバタ。


ああ、早く落ち着きたい。。。。
でも 私は知っています。
落ち着く日なんて来ないということを。


せめて自分のためだけに時間が使える日が欲しい。。。
小さな子供を持つ母親の共通のささやかな望みですね。
子供が大きいのに 同じ望みを抱いております。


全て自分が招いたことですね。
世話しちゃうから甘えちゃう。
やってあげちゃうからやってもらって当然と思われる。


でも、私がやらなかったらどうなってしまうの?
家は荒廃し、汚部屋に暮らすの~?
そんなことにはならないでしょう。
でもでも、みんな私のことを必要としてくれなくなってしまいそう。。。
そこなのですよね!


実は、頼って欲しくて、頼りになる人!って思われたくて
好きでやっていることなのです。


認めてしまうと楽になります。
「家族の中で大ブレイク中!」状態。
もう、あっちからもこっちからも「ママ、ママ」と引っ張りだこなのです☆
楽しみましょ♪
だって、好きでやっているのだから。
それを嫌がってるフリして、たまに文句言ったりする私も好き☆
「もう~、み~んな私のことが大好きなんだから~。困るわ~。」
人生最大のモテ期!!


ということで サッサと切り替え~!
SF空港滑走路ビューのマリオットホテルのロビーを図書館代わりにするべく
夫と私は仕事、次男は本を持って出かけたのでした。


ここはレストランからやバーから何でも注文できたり、スタバコーヒーもあるし、
何も注文しなくてもOKな、Wifiあり~の、海上の滑走路に着陸してくる飛行機や離陸待ちで列を成している飛行機たちも見られる最高の場所なのです。
空港御用達のホテルなので、ビジネスマン利用率が高く、コンセントやらPC仕事のやりやすい様々なテーブルの形、高さを取り揃えている優秀なホテル。


気分転換でき、家の雑事に気をとられることもなく、しっかり集中できましたとさ。
めでたしめでたし。


いいところで患者にキャンセルされた長男が早く帰ってきたらしく、
「みんなどこにいるの~?夕飯どうするの~?」
と電話が。
ハイ、自由時間終わり~!


スゴスゴ帰りましたとさ。






Dunkirk

好評との噂で、遅ればせながら観てまいりました。
「Dunkirk」


映画『ダンケルク』オフィシャルサイト


脱出作戦なので、血まみれの戦争映画ではありませんが、でも 戦争映画でした。
台詞などはあまりなく、ただただ脱出するのみ!
実は飛び交う銃弾や 落とされる爆弾の音がリアルで とても怖くてほとんどみておりません。
水中に沈むシーンも長くて 音だけでも息ができなくなるほど!


民間船での救出と、パイロットの最後, 残る決意の海軍中佐が印象的。


救出作戦の民間船に一緒に乗り込むジョージ君。


フランス軍のために逃げないで残るボルトン中佐


最後の一機になっても救出に命をかけるパイロット、ファリア


圧倒的に理系寄りで、歴史に弱い私は「ダンケルクの戦い」や「ダイナモ作戦」のことなど知りませんでした。
己の無知を知ることは大切ですね。「無知の知」


というか、やはり戦争は百害あって一利無し。
だれも幸せにはなりません。
武器製造売買利権などに関わる人々や、戦争を決定する権限のあるもの、政治家などが兵士になって勝手に宇宙かなんかに行って戦ってください。
で、そこで勝敗つけてね。
間違っても地球に持ち帰らぬよう。








芸術の秋 Part 2


サンフランシスコオペラのシーズン開幕❤️

オープニングの「トゥーランドット」、鑑賞して参りました。


舞台は華やかで、カラフ役の男性の歌声も素晴らしかったです。

召使いリュウのソプラノもビロードの様な滑らかな優しさで素敵!

唯一トゥーランドット姫だけが、、、、、。

お婆さんかよ!な歌声。


ストーリー

舞台は中国。(めちゃくちゃ偏見に満ちた解釈の中国です。作者イタリアンのプッチーニですからね。)

男嫌いの超残忍な姫トゥーランドットは、求婚者達に難解な謎解きを課して不正解させ、次々と処刑。

亡国の王子カラフは処刑の混乱の中、かつての王である父と再会。

召使いだったリュウも王を見捨てず未だ仕えてくれていた。

その理由を尋ねると、「昔宮廷で、貴方が私に微笑みかけて下さったから。」

なんと健気なリュウ!

そこでこの非情な姫はどんなやつだ!とカラフはトゥーランドットを見てみると

瞬殺!で 恋に落ちました。(イタリアンかよ!軽いんだよ!)

皆が止めるのを振り払い、サッサと求婚に名乗りを上げ、3問のクイズもスラスラ解いてしまいます。

でも、超ワガママ娘のトゥーランドット、結婚を断固拒否!

クイズ解いたじゃーん。あれは何だったの〜?

では、と カラフは「誰も知らない私の名前を、夜明けまでに言えたら お望み通り命を差し出そう。」

なんて自信満々でカッコつけます。

トゥーランドットは北京中の者に夜が明ける前に彼の名前を調べ上げろ!とお達しを。

命が懸かっているので皆血眼になって調べます。

ここのカラフの有名なアリア「誰も寝てはならぬ」は圧巻‼️

お父さん王とリュウが捕まってしまいます。

リュウは王を庇って「私しか彼の名前を知りません。でも絶対言いません!」

どんな拷問にも耐えます。

トゥーランドットが尋ねると、「彼への愛の力が私を強くするのです。」

結局リュウは自害してしまいました。

彼女の死に皆深く感じ入り、皆哀しみに打ちひしがれ去っていきます。

二人きりになったカラフとトゥーランドット。

スゴイ展開で、カラフは強引にトゥーランドットの唇を奪います!!!!!

イタリアンですね。完全に。

でも、ガンコちゃんな姫は未だ拒否っています。

「もう私の負けは分かったから名前を隠したまま去りなさい。」

なんて約束破りもいいとこ、な対応。

女に関して絶対引き下がらない、イタリアンバリバリ入ってるカラフは

「私の名前はカラフ!」なんて教えちゃいます。傲慢こいてるんですね。

トゥーランドットは「ハイ聞きました〜!」とばかりにカラフを連れて王宮へ。

皇帝パパに「この人の名前知ってます〜!」

「それは、、、、、愛です!キリッ」

二人は結婚。

めでたしめでたし。


えー⁉︎

突っ込みどころ満載ですね。

リュウの死は無駄死になの?

結局本当の愛を持っていたのはリュウだけよねー。

コレが現実なのね。リアリティに溢れた作品だわ。


ま、昔の大衆演芸のオペラですからね。

しかもプッチーニは未完成で亡くなり、弟子かなんかが適当に完成させてるし。


でも舞台セットや歌は素晴らしかったです❤️

オペラハウスの上流階級社交界の雰囲気も◎。

ロイヤルファミリーか映画か?の様なタキシードやドレスや奇抜な帽子や手袋、ティアラ!

何でもアリのアメリカン、大好きです。


寄付の欄にも1億円以上とかゾロゾロ名前が。1千万円以上なんて千円の間違えかの様な扱いです。

アメリカ経済、まだ期待して大丈夫ですかね。

頼みますよ〜。

模様替え



昨日の夫の荷物出し とともに始まった 大規模な模様替え。
楽しかった~♪
なぜなら 力仕事はぜ~んぶ 男たちの仕事☆だから。


今まで夫と共有していたホームオフィス空間。
私一人になるので 寝室に机、本棚、プリンターなど運び込み、私の城 完成!


ついでにリビングとダイニングも大改造。
息子の部屋の壁に掛けていた絵をぶんどって、ダイニングに飾りました。


しかし、デスクのなくなった夫の侵略度がハンパない。
ダイニングで仕事しているものの、プリンターついてる?ホチキスかして~。
うるさ~い!
いちいち私’の部屋へ(一応二人の寝室ですが)入って来んでよし!


居心地よくなってお仕事もはかどりそう~♪


と、ウキウキお仕事の準備をしていると、
また夫が入ってきてウロウロしています。
寝室に続いているバスルームにこもって歯磨きやら髭剃りやら。


でも、こんなこともあと一週間。
細かいこと気にせず楽しく暮らしちゃいましょう。


お気に入りのバスルームです。