PG Queen America☆★☆




徒然なるままの50代女性がすなる日記といふもの。

豚に真珠

お宝、売り払い~。
古美術商様に来ていただきました。


二束三文どころか、十束三文、いえ、百束一文でしたよ。
着物だけでも「相当注ぎ込んでいますね。車何台分の値段でしょうかね。」とおっしゃっておりました。
家具も彫り物の凝ったやつだけ持って行かれました。
中国茶の茶器は中国の方に売れるそうで、喜んでおりましたよ。
買取は全部で10万円行ったのか?
家1件建つくらいの金額を注ぎ込んでこのザマよ。
お義母様は人間国宝の茶道具やら貴重な帯やら色々と言っておりましたが、価値の分からぬ私たちはプロの方の言われるがままに全て引き取っていただいたのでした。
ホント、ボロい商売だ。
でも、自力でなんとかできるわけではないので仕方ありません。


軽トラックで2回運びましたが、それでもまだあるという恐ろしさ。
隣に倉庫があって、その中にもた~くさん焼物などが入っていたそうな。
もう、私は怖くて見にも行きませんでしたが、夫と古美術商さんはあっけにとられていました。
「個人宅でこんなに多いのは初めて。」と言われました。


お義父様もお義母様も道楽が過ぎます~。
大体、倉庫一杯にしまい込んじゃって、飾っておくわけでもなく使うわけでもなく、何のためのものなのよ。
まあね、ご本人たちがその時満足して幸せを味わったなら良いんだけどさ。。。
でも残されて整理する方は大変なのよ~!
私自身はこれを教訓に断捨離道に精進いたします。


めちゃくちゃ買いたたかれたけど、金のアクセサリー類だけは死守したわ。
あまりに安いレートを言うんだもの。
その場でスマホで調べて買取停止してもらいました。
金くらいなら自分でも売ることできるもんね。
金は今高騰してるしね。
アクセサリーじゃなくて延べ棒を残してほしかったわ。


高齢化&過疎の田舎ではこういうケースは多いのでしょうね。
皆様のお宝が世界各国に羽ばたいて、どなたかの心を満たしてくれることを祈ります。


と、一日がかりで整理してスッキリした和室を眺め、古美術商様を見送って、世界平和を願いつつ、一息ついていたら、応接室にクローゼットの扉があることに気づきました。
開けてみたら、またまた色々と出てきました!!!!!!


何、このブラックホール!
もうイヤ。