PG Queen America☆★☆




徒然なるままの50代女性がすなる日記といふもの。

前頭葉が・・・

只今読書中。
私の大好きなテーマ、「脳科学」がバンバン登場するので楽しいです。


長男は私にとっては育てにくい、というか、理解が難しい子供だったので、
「この子は脳に個性がありすぎるのではないのかしら~。特に前頭葉が何かしらヤバイのでは?」と怪しんだものです。


しかし~、この本を読んでいたら、前頭葉がヤバイのは私のほうではなかろうか。。。という恐怖に駆られました。
前頭葉が小さいと、将来のことが思い描けず、長い目で見るような大きな未来設計ができないそうです。
ヒャ~、それは私です。
いつも「今、この瞬間」を生きております。野生動物です。


早速それを長男に報告すると、さすがメディカル学生の端くれ、
「脳は指紋のように個人でそれぞれ違うんだから、誰だって色々な偏りはあるんだよ。それぞれが組み合わされてその人ができてるんだから、いちいち脳のどこが悪いとか弱いとか、振り回されても意味のないことだよ。」
と、大人の意見。


ごもっともです。


でも、ヒトのことを「前頭葉が~」なんて怪しんでいたら、当の自分が前頭葉弱い系だったなんて~。ちょっと面白い。
昔から歴史の教科に滅法弱く、人の顔が全然見分けられず、道も全然覚えられず、方向感覚がゼロなのも、きっと脳の個性の仕業なのね!


これからは、キャッチフレーズ「前頭葉弱い系」で楽しく生きる決意を固めました。
ありがとう、私の脳よ。


因みにこの本はそんなことに重きを置いているわけではなく、人間が幸福を目指してしまう事実を脳科学&心理学で分析しておられます。