PG Queen America☆★☆




徒然なるままの50代女性がすなる日記といふもの。

マレーシア エピソード2

ここで、「痩せるには自転車が良い」というアドバイスをいただき、週に1~2回程バイクマシーンを30分漕いでおります。
まだ始めて2週間程ですが、痩せました!
越えたくても越えられなかった天城峠、いやエベレストの壁を、いとも簡単にハラッと越えておりました!
的確なアドバイスをどうもありがとうございました。

さて、マレーシア話を続けさせていただきましょう。


KLでは、つつがなく子供のビザ申請と受領ができました。
ホテルがショッピングエリアだったので楽しみにしていましたが、ちょうど何か政治的混乱の時期に当たってしまったようで、暴動が起こる危険があるため外出は控えるように、とのこと。
でも、ガンガン出かけました。街中も、そんな注意喚起があるとも思われないほど賑わっておりました。
無事にミッションを終え、友人S母子と私&次男はKLからランカウイ島へ移動のため、KLの空港へ。
そこでバンコクから来る友人夫妻、Sの夫、私の夫と長男に合流です。
皆無事に到着し、初めてママと離れた長男と涙の再会を果たしました。
小さな飛行機は激混みで、みんなバラバラの席に。次男は抱っこで、長男をなんとか交渉して隣の人と席交換してもらいました。
当然夫も隣に来てくれるものと思ったら、どこにもいない!!
探すと、遥か遠くの席に既にお座りになられていらっしゃる!
合図をしても気づかない、のか知らぬ振りなのか。。
恥も外聞も気にしていられないので、「パパ~!!」と大声で呼びましたわ。
やっと目が合ったので、手振りで「隣に来てよ!」と合図すると、
「ムリムリ!」と、腕をクロスしてX印!立つそぶりも見せません。
信じられません。
デキル男、友人Sの夫はすぐさま全員で並んで座れるように一人ですべて手はずをしたというのに、なんなのこの違いは!
窓側に巨体をはみ出させている見知らぬオジサマ、真ん中赤ちゃん抱っこの私、通路側4歳の長男という状態で空の旅へと飛び立ちました。
夫は一人でさぞ心地よいフライトだったことでしょう。
飛行機のタラップを降りる時なんか、長男&次男二人とも抱えて降りたのよ!
母は強いのね。
なんだかんだでホテルに到着!
とっても素敵な「ザ・ダタイ」。おススメです。
とりあえず部屋で荷物をほどきましょう!荷物を。。。え?荷物?
どこにもありませ~ん!
は~い、ウチの素敵な旦那サマったら、私が子供たちを見ているうちにBaggage Claimで荷物を受け取るはずが、すっかり忘れて何も取らずに来たのですね~!
んもぅ、予想外の動きをするんだからぁ~♪ 殺すど ゴラァ!
コンシェルジェに空港へ電話していただきました。ええ、私が頼んで。
荷物が残っているということで、私が子供たちを隣の部屋の友人Sのところに頼み、私が手配して車を用意していただき、私が夫を連れて空港まで戻りました。
私たちの荷物だけポツーンと置いてありましたわ。
「あったから良かったねぇ~。」なんて仰られましたわ、ウチのバカ夫。
しかし、本当に喉元過ぎればなんとやら、ですね。
ま、荷物も無事にあってよかった~♪ せっかくの南の島、楽しみましょー。
その頃の私はまだまだアマちゃんで、学習能力ゼロで、ただのノータリンだったのです。


ディナーは3家族そろってホテルのメインダイニングで。
ドレスコードはカジュアルフォーマル。短パンサンダル履きはNGです。
友人Sの夫は短パンしか持って来なかったそうで、入れてもらえません。
ここら辺の正装は男性でもパレオ巻きOK!と聞いたことがあります。
ということで、偶然持ってきていた私の水着の上に巻く用のパレオ(パタヤビーチで100バーツで買ったやつ)を貸してあげました。
それを巻いたら、レストランに入れてもらえましたので、本当にパレオは正装だと証明されました。
それにしても、友人S夫婦の様子がおかしい。短パンパレオ事件はほんの些細な面白エピソードなので、そんなこと位で動じるようなSではございません。
私たちも荷物忘却の彼方事件で揉めましたが、あちらも1バトルあったらしい。
旅行ってトラブルの元になるのよね~。
何が原因かは忘れましたが、夫が土下座謝罪をしたけれど、「土下座されたいわけじゃありません!大体すぐ土下座すればいいと思っていてバカみたい!」
のようなやり取りになっておりました。
いや~、いろいろあるものです。
おかげで晩餐の卓を囲む話題にも困らず、盛り上がりを見せた夜になったのでした。


ああ、あの時は平穏だった。。。と後になって思うのも知らず。