PG Queen America☆★☆




徒然なるままの50代女性がすなる日記といふもの。

亀の甲より年の功

ビルの間に見える凍ったミシガン湖


最近少し暖かくて、今日は32°F=2℃です。
寒がりのわたくしがこんなにハイレベルなことを言えるようになるとは、人間の順応性って実はものすごく幅ひろいのですね。


シカゴ人に言わせると、今年は暖冬だとか。
確かに去年、引っ越してきたときの寒さは尋常じゃありませんでした。
地球上で一番寒いと言われていた極渦真っ最中でしたからね。


それでも日がだんだん長くなり、春の訪れを予感させてくれています。
おかげで睡眠時間も延びに延びて、春眠暁を覚えず状態になりつつあります。
1年中同じような気候のカリフォルニアが大好きでしたが、厳しい冬と暑い夏も悪くないな~、と五十半ばにして感じる遅咲きのわたくし。


歳を重ねるといろいろな変化が起こりますね。
本当に肩や腕が痛くなったり、それが知らぬ間に治っていたり、膝がダメになって下り階段が辛くなったり、時間が飛ぶように過ぎて行って動作は水中か夢中にいるかのように遅くなったり、睡眠障害かのような症状が出たり、突然不安にさいなまれたり。。。etc.


日本で義兄が言っておりました。
「みんな年取ると似たような症状が出てくるんだから、マニュアルかなんかに残して後進たちに『心配ないよ』と伝えるべきだよね。」


確かに。
私などは母が若くして亡くなってしまったので、高年齢への覚え書きなどまったく聞いておりません。
父は長生きでしたが、家では全く無口(外では異様にしゃべるらしい)なのでなにも教えてもらっておりません。
幸いだいぶ年上の姉がいるので、相談があればできますが。


たぶん、今までお年寄りたちもいろいろ伝えてはいるのでしょう。
ただ、若者には他人事だと思って聞こえていないだけなのでしょうね。
私もやっと今になって、先人たちの知恵をもっと重んずるべきだな、と思い始めております。