本日は心配の種（長男）が帰ってくる日。のはず。
出かけてから全く音沙汰がないのでいつ帰るのかもぜんぜんわかりません。
夕飯は家で食べるのかしら。
すぐに条件反射的にご飯の心配をしてしまう哀しき母心。

くれぐれも安全運転でお願いいたします。

古い記事ですが（2015）「知性が低い人ほどスピリチュアルに走りがち！という研究結果」というのを読みました。
うへー、この間神頼みしたばかりのわたくし。恥じ入ります。
思えば、神頼みしたくなる時って、必ず努力が足りていない時だったりします。
努力して頑張っている時は、神頼みのことさえ忘れて頑張っております。
「楽してなんとかうまくやりたいな～。結果だけ欲しいな～。」という時に、ついつい神秘の力に頼りたくなるものです。

その記事によると、ウォータールー大学は「知性が低い人ほどスピリチュアル系の格言が大好き！」という論文を公開しているそう。
なんでも「スピリチュアルの迷言ジェネレーター」というサイトがあって、スピ系の人が言いそうな台詞（深い格言ぽく聞こえるけど実は何の意味もない）を自動で作ってくれるんですって。
面白そう。
例をあげてありました。

ー共感の力とは、我々にとって癒しの可能性である。
ー人間の「知識」は、光子の加速度的な広がりに由来する。

確かに理解できませんが、それっぽく聞こえますね。

それで、被験者に思考力テストを行ったところ、27％の人はスピ系迷言と本物の名言を見分けられず、この迷言に騙された人達は「新生児には定期的に注意を向けましょう」のような普通のアドバイスも高得点を付けるに値する崇高なお言葉だと理解しているようです。

確かに。思い当たる経験がございます。
それこそ遥か古代のJK時代、デートしていたボーイフレンドが毎週日曜日何かの集会に通っており、遂に私にもお誘いが来ました。
集会自体には興味ありませんでしたが、その後のデートを楽しみについて行ったら、まあびっくり。老若男女たくさん（２００人超え）の人々が、お金を払って（千円か二千円くらいだったかな）体育館にあつまり、一人の「先生」のお話を熱心に聞き入っていたのでした。
その有難いお話とは？「親や兄弟を大切にしよう。」とか、そんな感じの道徳の話を延々なさっており、また更に驚くのは、参加者皆様がその当たり前とも思える話をせっせとノートに書き留めていらっしゃること！
いい大人がそんなことも知らなかったの～？小学校の道徳で習ったじゃ～ん！習わずとも当然のことだし。
質問をしたい人は更にお金を払って事前に質問を提出するのだそうです。
その質問も「家を買うのですが、この３つのうちどれが一番よいでしょうか。」とかそんなことばかり。
「自分で決めなさい！」とその先生とやらが言ってくれるはずもなく、「え～、あ～、見えてきました！３番目がよいでしょう。」などとおっしゃっておりました。
隣で「親兄弟を大切に～」などと速記のように書いている彼氏とは一瞬でお別れの時がまいりました。いうまでもなく。
外見がイケメンだったのに、残念だわ。

それよりも、そんな当然のことや意味不明のことを言うだけで有難がってもらえてお金もガッポリだなんて、私にもできるんじゃないかしら。などと邪心も横切りました。

因みに、迷言に騙されない人は、言語的な知性と流動的知性が高い、という結果だそうです。
願わくば、常に７３％側にいたいと宇宙の超越した存在にお祈りして引き寄せの法則発動を待つばかりです。
世の中、矛盾ばかり。