PG Queen America☆★☆




徒然なるままの50代女性がすなる日記といふもの。

万年ダイエット

先日買った時には蕾だった百合が、綺麗に咲きました。


この夏、ダルダルにダレた身体がとうとう限界に達し、ダイエット宣言。
何回この宣言をしたことか。


去年の夏は本当にひどい状態でした。
シアトルでの仕事がハンパ無く多忙で、ストレス満載。
アメリカの”職場あるある”で、常に美味しそうなドーナツやらマフィン、デニッシュなどがオフィスに常備。すぐに手が届いてしまいます。
趣味のバレエに行くことも、物理的&精神的にできず、デブMAXでした。


夏に日本に帰ったときの旅行写真の中。
このおデブさんは一体どなた?・・・・私です!
脂汗がいくら流れようとも、おなかの贅肉は減りませんでした。


健康志向の高いカリフォルニアに来たからには!
と、早速毎日ジムでトレッドミル開始。


食べるために生きている私に食事制限は不可能なこと。
運動するしか術がありませんでした。
この重量を支えた膝も、耐え切れずに故障。
それにもめげずバレエも復活し、なんとか5kg減量。


そして現在。絶賛リバウンド中!


うちのファミリーは皆健啖家。
大食で早食い。
この人たちと暮らしていると、いつまで経っても痩せられません。
生来私は他人に流される、苦労と努力という言葉が辞書に無い、超面倒くさがり。


妊娠中は一人目18kg、二人目23kg増量しました。
大盤振る舞いです。


一人目は巨大児で(今時3800g)難産&産後もいろいろ問題が起きて2週間余計に入院しました。
1ヶ月検診では「6ヶ月はあちらですよー。」と言われるほどに(8kgあった)異常成長した長男。
慣れない初めての育児と重量感と赤ちゃんのアトピーやらなんやらに、私のほうはみるみる痩せました。


すぐにタイへの引越しもあり、精神疲労も重なり、見事に今より10kg痩せていました。
ああ、あの頃。。。。


因みに、長男はひどいアトピーで乳児なのにステロイドを使っておりました。
タイなんていう恐ろしく遅れた(!)汚い(!)発展途上の(!)野蛮人の住む(!)未開の(!)地に行かなくてはならないという恐怖に、(ものすごい偏見です)病院で将来の分もたくさんステロイドを処方していただき、持ち込んだものでした。
そして、引っ越して1週間。
なぜかアトピーはきれいさっぱり治っていました。
あーん、薬代損したー。


注:バンコク生活はこの世のものとは思えない極楽生活でしたよ。
ただ、空気は綺麗とは言えず、なぜアトピーがあっという間に消え去ったのかは今でも謎のままです。


二人目はタイで出産しましたが、日本ほど体重管理がうるさくないのに、さすがに医師に注意を受けました。
「このまま太ったら、もう私はあなたの出産を面倒見れないわよ!」と。
でも、学習能力のある私は、一人目の経験則から
「どうせ前にも増しての巨大児なんでしょ。それで、すごく大変で、またみるみる痩せるんでしょー。」


はい、次男は小柄ちゃん。
しかも至って普通の分娩。
「マイナス3キロだけー???話が違う!」
違いません。

タイは人々も優しく、手厚い看護。至れり尽くせりの王侯貴族入院生活。
退院後もメイドさん、ドライバーさん、いくらでも助けがあるのでした。
この時溜めた脂肪は、今でも脈々と私の体内に受け継がれているのです。


今日から自分に鞭打って、また地獄のトレッドミル生活に帰ります。
とほほ。